ゲーテからミヒャエル・エンデまで

ゲーテからミヒャエル・エンデまで、ドイツ文学を
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アメリカ (文庫)

出版社/著者からの内容紹介
年上の女に誘惑されたばかりに、両親にやっかいばらいされたカール少年は故国ドイツを追われアメリカへ。ニューヨークの伯父の家からも追い出され、放浪の旅に出る。カフカ的冒険小説。(中井正文)


内容(「BOOK」データベースより)
故国ドイツを追われたカール少年はアメリカに渡る…。現在、最も注目すべき作家カフカの1種の冒険旅行小説の形式を借りた本書は、「城」「審判」とともに孤独3部作といわれ、絶好のカフカ入門テクストである。

ミネハハ (単行本(ソフトカバー))

出版社/著者からの内容紹介
少女の哀切なイノセンス、秘密、
そして心ふるえる美しさを描いた世紀末文学の金字塔、
ついに初邦訳!
インディアンの言葉で`Mine−Haha=笑う水'
というタイトルを冠するこの小説は、
閉ざされた森の学校でダンスと音楽を学びながら、
集団生活を営む少女たちが繰り広げる、
不可思議で類いまれな運命の物語です。
本書は、ドイツの不世出の劇作家であり
小説家であるフランク・ヴェデキントが
1903年に描いた、ミステリアスな中篇小説。
100年にもわたり数多くの作家、
映画人を魅了し続けてきた幻の古典的名作です。
翻訳に初挑戦したのは女優・市川実和子。
独特の響きと匂いが漂う言葉を紡ぎ、
珠玉の一冊を生みだしました。
この秋、話題必至の映画『エコール』原作小説。


内容(「MARC」データベースより)
フランク・ヴェデキントが1903年に描いた、ミステリアスな中篇小説が初邦訳。窓から飛び降りた元教師、ヘレーネ・エンゲルの手記に綴られていたのは…。自然と感覚へと導いていくヴェデキントの魔法を感じられる一冊。

冷たい心臓―ハウフ童話集 (単行本)

出版社 / 著者からの内容紹介
19世紀初めのドイツに生まれた夭折の天才、ハウフ。彼の童話が、古典童話シリーズの38冊目として出ます。25年に満たない短い生涯を駆け抜けたハウフは、その生涯のうちのわずか3年間で、多くの小説や詩、評論を書きました。なかでも彼の書いた童話は、グリム、アンデルセンと並んで、今も多くの人に愛されています。本書では彼の書いた3つの童話、「隊商」、「アレッサンドリアの長老とその奴隷たち」、「シュペッサルトの森の宿屋」を一冊にまとめました。どの話もわくになる物語の中に、その登場人物たちが順番に語っていく不思議な話、面白い話が、いくつもはさみこまれています。タイトル 「冷たい心臓」は、その中の一つのお話からとりました。読み進めていくとドイツの黒森、トルコ、エジプトやナポレオンがおさめていたフランス、ハールーン・アッラシードの時代のバクダッドなど、時空をこえて魅力的な人物がたくさんでてきます。読んでくださった方は、どこかに好きな登場人物を見つけられると思います。自分で読むなら:小学高学年から

内容(「MARC」データベースより)
19世紀初めのドイツが生んだ夭折の天才、ハウフ。彼が残した3つの童話が一冊になりました。どの話も枠になる物語の中にいくつもの不思議で面白い話がはさみこまれています。

暁の円卓〈7〉孤独の歳月(後編) (単行本)

内容(「BOOK」データベースより)
本書の時代は1950年から58年まで。アン・ジュングン探索行にはじまる、デービッドの孤独な旅路は、およそ9年をかけて、アメリカ合衆国、ヨーロッパを経てラテンアメリカへと向かいます。デービッドはこれまで可視世界で色を変えたり、ものを動かしたりと不思議な力を操ってきましたが、アインシュタインとの出会いがきっかけになって不可視な粒子の世界でものを動かすコツを会得します。自分の力の本質をついにつかんだのです。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
イーザゥ,ラルフ
1956年ベルリン生まれ。コンピュータ・プログラミングの仕事のかたわらファンタジー小説を書きはじめ、作品がミヒャエル・エンデの目にとまり、作家デビューした。ドイツのシュトゥットガルト近郊に住み、ファンタジーと自然科学を融合させた独特な作家活動をつづけている

酒寄 進一
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現学部教授。子どもに関わる表現全般に取り組みつつ、現代ドイツの児童文学、ヤングアダルト小説の研究と紹介を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

残酷な女たち (文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
マゾヒズムの語源としてあまりに有名な『毛皮を着たヴィーナス』の作家ザッヘル=マゾッホのおびただしい長短編小説の中から、軽妙な滑稽味と不気味さを兼ね備えた珠玉の短編八作を収める『残酷な女たち』。そのほか、女帝マリア・テレジアが主人公の『風紀委員会』、異様で奇怪ながらも伸びやかな語り口で美女と醜男を御伽話のように見せる『醜の美学』。

内容(「MARC」データベースより)
8人の紳士をそれぞれ熊皮に入れ檻の中で調教する侯爵夫人の話など、滑稽かつ不気味な短篇集の表題作の他、女帝マリア・テレジアを主人公とした「風紀委員会」、御伽噺のような奇譚「醜の美学」などを収録。

黒い兄弟〈上〉 (単行本)

出版社 / 著者からの内容紹介
煙突掃除の少年たちの友情を描いた不朽の名作、待望の復刊!けなげに生きる秘密結社(黒い兄弟)の仲間たちの、波乱万丈の物語。

内容(「BOOK」データベースより)
日照りの年、ジョルジョのもとに突然あらわれた“ほお傷の男”アントニオ・ルイニ。それは、ミラノからアルプスまでその名をとどろかせる恐ろしい“奴隷商人”だった…。「煙突掃除!煙突掃除をいたします!」食事もろくに与えられず、服はぼろぼろ、はだしで冬のミラノの街をゆく…。つらい仕事とわかっていても、この時代、地方から売られてきた少年たちにほかに生きる道はなかった。アニメ世界名作劇場「ロミオの青い空」原作本。

七銀河同盟―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈325〉 (文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
脳を誘拐されたローダンの肉体を管理している医療惑星タフンで、医師リング・ゾファーは、第一アヴェント計画を発動した。異銀河を彷徨していたローダンが、ついに帰還し、二体の超越知性体“それ”と“反それ”のチェス・ゲームが終わろうとしているのだ。アトランとロワ・ダントン、そしてUSOサヴァイヴァル・スペシャリストのオルトクルとトゥロッキーは、ローダンの帰還にそなえ、惑星タフンへと向かったが…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
五十嵐 洋
1957年生。1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、『ペリー・ローダン』シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

鏡のなかの鏡―迷宮 (文庫)

出版社/著者からの内容紹介
鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる,30の連作短編集.ひとつずつ順番に,前の話を鏡のように映し出し,最後の話が最初の話へとつながっていく.このめくるめく迷宮世界で読者が出会うのは,人間存在の神秘と不可思議さである.『モモ』『はてしない物語』とならぶ,大人のためのエンデの代表作.

内容(「BOOK」データベースより)
鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる30の連作短編集。一つずつ順番に、前話をゆがんだ鏡像のように映しだし、最後の話が最初の話へとつながって、読者をめくるめく意識の迷宮へと導く。人間存在の神秘と不可思議さを映し出す鏡の世界の物語は、『モモ』『はてしない物語』とならぶ、エンデの代表作である。

若きウェルテルの悩み (文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
親友のいいなずけロッテに対するウェルテルのひたむきな愛とその破局を描いたこの書簡体小説には、ゲーテ(1749‐1832)が味わった若き日の情感と陶酔、不安と絶望が類いまれな抒情の言葉をもって吐露されている。晩年、詩人は「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と語った。

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (単行本)

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   冒険ファンタジー『はてしない物語』の著者であるミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。    円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。    本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)

出版社/著者からの内容紹介
「時間」の真の意味を問う,ドイツの作家ミヒャエル・エンデ(1929-95)の人気ファンタジー『モモ』.しゃれた造本で,やや大人向きの美しいスペシャル・エディションをお届けします. --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

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