コントラバス (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
コントラバス奏者が語るグロテスクな夢・愛・希望、そして挫折…世界的ベストセラーとなった『香水』の作者の処女作。モノドラマ。
あのころはフリードリヒがいた (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
ヒトラー政権下のドイツ,人々は徐々に反ユダヤの嵐にまきこまれていった,子どもたちさえも…その時代に生き,そして死んでいったユダヤ少年フリードリヒの悲劇の日々を克明に描く.
内容(「MARC」データベースより)
ヒトラー政権下のドイツ。人々はしだいに反ユダヤの嵐にまきこまれてゆく…。その時代に生き、そして命をおとしたひとりのユダヤ人少年フリードリヒの悲劇の日々を、ドイツ少年の目から描く。77年刊の新版。〈ソフトカバー〉
魔の山〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
理性を尊び自由と進歩を唱導するセテムブリーニ。テロと独裁によって神の国を実現させようとする非合理主義者ナフタ。2人に代表される思想の流れはカストルプの魂を奪おうと相争うが、ある日雪山で死に直面したカストルプは、生と死の対立を超えた愛とヒューマニズムの道を認識する。人間存在のあり方を追求した一大教養小説。
朗読者 (文庫)
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スイスで出版された原書を、キャロル・ブラウン・ジェンウェイが格調高い英語に翻訳。セックス、愛、朗読、戦後ドイツの不名誉についての、短くも豊かな物語。15歳の少年ミヒャエル・バーグは、謎めいた年上の女性ハンナとの激しい恋の虜になる。だが彼女の身の上についてはほとんど知らないうちに、ある日ハンナはミヒャエルの前から姿を消してしまう。…二度と彼女に会うことはないと思っていた彼だったが、戦慄(せんりつ)の再会が実現する。ナチスの過去を裁く法廷の被告席に、ハンナがいたのだ。彼女が筆舌に尽くせぬ重罪を犯していたことが明らかにされていく、その裁判の進行を追いつつ、ミヒャエルはとてつもなく大きな難問に取り組みはじめる。ホロコーストを知った自分たちの世代は、どう対処するべきか?「理解に苦しむものを理解できると思ってはいけないし、比較にならないものを比較してはいけない…。ぼくたちは、嫌悪と恥辱と罪の意識を抱えたまま、ただ黙っているべきなのだろうか?何のために?」
本書はボストン・ブックレビュー誌のフィスク・フィクション賞を獲得した。たぐいまれな明快な文章で、少ないページ数のなかで多くの悪の精神の問題に挑んでいる。世界がかつて知り得たなかで最悪といえる残虐行為に加担したのが親や祖父母、あるいは恋人であった場合、彼らを愛するという行為はどういったことなのか?文学を通しての贖罪(しょくざい)は可能か?シュリンクの文体は簡潔であり、比喩表現、会話といった文章の属性を問わず、余分なものはことごとくそぎ落とされている。その結果生まれたのが、ドイツの戦前と戦後の世代、有罪と無罪、言葉と沈黙の間に横たわる溝を浮き彫りにした、厳粛なまでに美しい本作なのである。
--このテキストは、
ペーパーバック
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」―ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。現代ドイツ文学の旗手による、世界中を感動させた大ベストセラー。
海賊ジョリーの冒険〈2〉海上都市エレニウム (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「“大渦潮”が、“暗黒の海”への門をあけたとき、世界は滅亡する」。伝説が告げる、恐ろしい世界の終焉。美しき海上都市エレニウムの、そして全世界の運命は…?最後の最後に明かされる、驚きの真実。
内容(「MARC」データベースより)
「「大渦潮」が、「暗黒の海」への門をあけたとき、世界は滅亡する」 伝説が告げる、恐ろしい世界の終焉。美しき海上都市エレニウムの、そして全世界の運命は…? カイ・マイヤーの海洋冒険シリーズ、待望の第2部。
小さいおばけ (単行本)
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『クラバート』 『大どろぼうホッツェンプロッツ』などで知られるドイツの児童文学者、プロイスラーによる1966年の作品。 何百年も前から「フクロウ城」で暮らしている「気のいい」小さいおばけ。毎日、昼間はぐっすり眠り夜中の12時から1時までの「おばけ時間」だけ起きて、「かぎが十三個ついたかぎたば」を操り夜の世界を満喫していた。だがある日突然、どうしても昼の12時に目が覚めるようになってしまう。最初こそ喜んだものの、真っ白な体は真っ黒になり、フクロウ城へ帰ることもできなくなったおばけは、町で大騒動を起こす。 なぜ昼の12時に目を覚ましたのか。白い体に戻れるのか。お城には帰れるのか…。おばけの起こす騒動をあれこれ描いて楽しませつつ物語の最後まで謎を残したままハラハラ感は続き、最後にすっきりと答えをくれる構成が痛快だ。また、やさしい語り口のなかに、突然「こっちにはこっちのなやみがあるのですから」「のぞみというものは、もうだめだ、と思ったころに、かなうものなのです」など大人っぽいフレーズが出てくるのもおもしろい。 原書のものをすべて収録したという挿絵も本書の大きな魅力。ふわふわとしたおばけのかわいらしさももちろんだが、なんといっても6ページにも及ぶ「スウェーデン軍」(に扮した人々)の大行進の絵が必見。それぞれの動き、表情、そして何百という人がうねうねと続くその大胆な構図に圧倒される。(門倉紫麻)
出版社/著者からの内容紹介
古いお城で静かにくらしていた小さいおばけ。ある日、昼の世界を見たいという願いがかなって昼間に目を覚まし、早速外へ。ところが、日の光をあびたとたん、まっ白だった体がまっ黒になったうえに、道にまよって、さあたいへん! 小さいおばけは、夜おばけにもどれるでしょうか? 著名な作家が描く楽しい物語。原書の絵を全て収録しました。
完訳グリム童話集〈7〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本では早くから様々な版で紹介され様々な議論が入り乱れていたが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第7巻は「うさぎとはりねずみ」ほか29篇と「子どものための聖者伝」10篇。カラー図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリム,ヤーコップ
1785‐1863。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。言語学者、弟のヴィルヘルムと集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂した
グリム,ヴィルヘルム
1786‐1859。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。文芸学者。兄のヤーコップと集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂した
野村 〓
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
自殺艦隊―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈321〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ローダンは、ナウパウム銀河の新レイチャであるヘルタモシュとともに、カトロン銀河に百隻あまりの艦隊で遠征していた。惑星ペノロクの化石脳によれば、ナウパウム銀河のユーロクを滅ぼす“バイオ感染”計画があるという。その真相を探ろうというのだ。だが、サイナック・ハンターのトリトレーアのもたらした情報により、重星系ノルテマ=テインの第五惑星プリムトに向かったローダンたちを恐るべき罠が待ち受けていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
五十嵐 洋
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、「ペリー・ローダン」シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
飛ぶ教室 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
先生が大好きな生徒、生徒を心から愛する先生。学校でまきおこるさまざまな事件をとおして、友情と正義と勇気のたいせつさを、身にしみて教えてくれます。E.ケストナーが人生の真実を教える、血もなみだもある、あたたかいお話。小学中級から。
内容(「MARC」データベースより)
先生が大好きな生徒、生徒を心から愛する先生。学校でまきおこるさまざまな事件をとおして、友情と正義と勇気の大切さを身にしみて教えてくれます。E=ケストナーが人生の真実を教える、血も涙もある、あたたかいお話。
七銀河同盟―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈325〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
脳を誘拐されたローダンの肉体を管理している医療惑星タフンで、医師リング・ゾファーは、第一アヴェント計画を発動した。異銀河を彷徨していたローダンが、ついに帰還し、二体の超越知性体“それ”と“反それ”のチェス・ゲームが終わろうとしているのだ。アトランとロワ・ダントン、そしてUSOサヴァイヴァル・スペシャリストのオルトクルとトゥロッキーは、ローダンの帰還にそなえ、惑星タフンへと向かったが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
五十嵐 洋
1957年生。1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、『ペリー・ローダン』シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)