ゲーテからミヒャエル・エンデまで

ゲーテからミヒャエル・エンデまで、ドイツ文学を
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城―カフカ・コレクション (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
ある冬の夜ふけ、Kが村にやってくる。測量士として城から雇われたのだ。しかし、城からの呼び出しはない。城はかなたにくっきりと見えているのに、どうしてもたどりつくことができない。この城という謎の存在をまえにして、一見喜劇的ともいえるKの奇妙な日常がはじまる。

内容(「MARC」データベースより)
測量士として城から雇われたKが、村にやってくる。しかし、どうしても城にたどりつくことができない。一見喜劇的ともいえるKの奇妙な日常が始まる…。「カフカ小説全集」を、訳文に手直しをほどこして再編集したシリーズ。

ブリキの太鼓 第2部 (2) (文庫)

出版社/著者からの内容紹介
3歳の時から成長のとまった小男のオスカルの半生を太鼓にのせて語る、死者のためのレクイエム。猥雑、怪奇、偏執のイメージの奔流の中で悪のビートがなり響く。ノーベル文学賞受賞作家の出世作。

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈中〉 (文庫)

出版社/著者からの内容紹介
「憧れを知る者のみが,わが悲しみを知る…」ミニヨンと竪琴弾きの哀切を帯びた歌の調べ.『ハムレット』の上演をめぐり,ヴィルヘルムは演劇の世界について様々に思いを巡らせる.果たして自分の進むべき道は….本巻には『修業時代』全体に豊かな厚みをあたえ,一収束点ともなっている「美わしき魂の告白」を収め,物語は前半から後半に向けて確かな歩を進めてゆく.(全3冊)

内容(「BOOK」データベースより)
「憧れを知る者のみが、わが悲しみを知る」ミニヨン竪琴弾きの哀切を帯びた歌の調べ。『ハムレット』上演を機に、ヴィルヘルムは演劇の世界について様々に思いを巡らせる。本巻には作全体に豊かな厚みを与え、一収束点をも成す「美わしき魂の告白」を収録。

魔の山〈上〉 (文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
平凡無垢な青年ハンス・カストルプははからずもスイス高原のサナトリウムで療養生活を送ることとになった。日常世界から隔離され病気と死が支配することの「魔の山」で、カストルプはそれぞれの時代精神や思想を体現する数々の特異な人物に出会い、精神的成長を遂げてゆく。『ファウスト』と並んでドイツが世界に贈った人生の書。

消去 下 (単行本)

内容(「MARC」データベースより)
家族の死を知らせる電報と告別式に至る数日間を描いた、独特の文体で綴られる長篇小説。主人公フランツ-ヨーゼフ・ムーラウが葬儀のために訪れる故郷ヴォルフスエックを描く章「遺書」を収録した下巻。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ベルンハルト,トーマス
1931‐1989。オランダのマーストリヒト近傍に生まれる。1957年に詩集『地上にて地獄にて』でデビュー、その後小説『霜』(1963)『石灰工場』(1970、邦訳あり)、自伝的作品5冊『理由』(1975)『地下室』(1976)『呼吸』(1978)『寒さ』(1981)『子供』(1982)などを発表し、独特の作風を確立する。戯曲家としても『しばい屋』(1985)『リッチー、デーネ、フォス』(1986)『ヘルデンプラッツ』(1988)など多数の作品がある。他に邦訳がある小説は『ヴィトゲンシュタインの甥』(1982)『滅びゆく者』(1983)。1970年にビューヒナー賞を受賞。20世紀のオーストリア文学のみならず世界文学を代表する作家・劇作家である

池田 信雄
1947年東京に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ文学・異文化コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

盗まれた記憶の博物館 (下) (単行本)

出版社/著者からの内容紹介
一九九八年、イーザウは本書で、かつてミヒャエル・エンデも『はてしない物語』で受賞した、ドイツのブックステフーダー賞を受賞します。この賞は、子どもの読者によって選ばれるというユニークなもので、このときから名実ともにドイツのファンタジー作家として地歩を固めたといえるでしょう。
 とにかく、失われた記憶の国という設定が秀逸です。失った記憶ですから、だれも真実かどうか確認できません。でも、もしかしたら本当はこの世にあったかもしれない、そんな気にさせてくれる「もの」たち、たとえば、シエラザードの愛したガラス細工の<小鳥>、ナポレオンの<外套>、アーサー王の<円卓>が、クワシニアでは生きて、しゃべって、喜んだり、悲しんだり、怒ったりするのです。

内容(「MARC」データベースより)
父さんが、弟が、次々と消えていく…。だれかが私の記憶を消している。ふたごの天才コンビが古代から現代まで、時空を超えて謎に挑む壮大な歴史ロマンファンタジー! ブックステフーダー賞受賞作。

変身―カフカ・コレクション (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
カフカの数多くの風変わりな作品の中でも、わけても奇妙なもののひとつ。とりわけ奇妙なのは、主人公が自分の突然の変身を、いささかも不思議に思わないことだ。なぜ虫に変身したのか、作者は何ひとつ説明しない。ひたすら冷静に、虫になった男とその家族の日常を描いていく。

内容(「MARC」データベースより)
ある朝、グレーゴル・ザムザが不安な夢から目を覚ましたところ、ベッドのなかで、自分が途方もない虫に変わっているのに気がついた…。「カフカ小説全集」を、訳文に手直しをほどこして再編集したシリーズ。

ブリキの太鼓 第1部 (1) (文庫)

出版社/著者からの内容紹介
3歳の時から成長のとまった小男のオスカルの半生を太鼓にのせて語る、死者のためのレクイエム。猥雑、怪奇、偏執のイメージの奔流の中で悪のビートがなり響く。ノーベル文学賞受賞作家の出世作。

ジム・ボタンの機関車大旅行 (単行本)

出版社/著者からの内容紹介
機関車の大すきなジム・ボタンは親友の機関士ルーカスとともに、ふとっちょ機関車エマにのって冒険の旅へ。 

完訳グリム童話集〈2〉 (文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本では早くから様々な版で紹介され様々な議論が入り乱れていたが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第2巻は「灰かぶり」「赤ずきん」「ブレーメンの音楽隊」ほか27篇。カラー図版多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリム,ヤーコップ
1785‐1863。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。言語学者。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する

グリム,ヴィルヘルム
1786‐1859。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。文芸学者。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する

野村 〓
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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